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『ちょっと前に読んだ本』
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こんにちは
まめのきの牧野です。
今日は読んだ本の紹介の回です。
ででん。今回はこちら。
きしもとたかひろさんの
『怒りたくて怒ってるわけちゃうのになぁ』
です。こちらタイトルからもわかるように、
一冊読み終えるころにバッチリ大阪弁が喋れるようになる本…ではなくて、
怒る時、褒める時、なんていったらいいんだろうってわからなくなっちゃう
そんなときに、自分はこうやってるよーっていう方法をマンガ形式で教えてくれる本です。
ほーほー、そうやねん、そんなやり方があるんかー。って思います。(無意識に大阪にひっぱられます。)
私はこの本を読んで、日常の中で気をつけていることがあります。
それは、行動の原因をたずねること。
先生と一緒じゃないと玄関へのゲートを開けることはできません。でも、思わず開けて出ようとしてしまったAくんがいたとします。
前の私なら「そこは勝手に開けたらダメでしょう!」と言っていたかもしれません。
でも、今は「どうしたの?」からききます。
どうしたの?ときくと、「頑張ったプリントを持って帰ってママに見せたかった」
と話をしてくれることもあります。
それはぜひ見せてほしいじゃないの。
自分のカバンにいれようとしたなんてえらいじゃん。
その後で、「でもここは、先生と一緒じゃないと開けたらダメなんだよ、だから、こっちに来たい時は先生に教えてね」とお話すると結構聞いてくれます。
「せっかく頑張ったことをお家の人に見せようとしたのに怒られた」ってなるのは悲しいですよね!
本に、子どもを見守る時の目安チェックシートというページがあって、自分の怒りレベルが可視化してあります。
安全〜危険
経験を保障?
経験を優先?
安全を優先?
安全を保障?
もちろん、万が一危険なことをした時には、
安全ではないので、「どうしたの?」
なんて悠長なことはいってられません。
危険+安全を保障の為にはそれはダメだと伝えることもまた、大人の勤めだと思います。
しかし、いつもダメ!と怒っているのは、子どもも大人も、疲れちゃいますよね。
いかに怒らないで、相手の心にこちらの想いを届けるか。聞いてもらうか。
難しいけど大切なこと。
そんなことをこの本から学びました。
おっと!思わず長々と語ってしまいました(照)
気になった方はぜひ、読んでみてください⭐︎